『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』(クリス・アンダーソン 著)(NHK出版)の書評です。

 

『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』で刺さった3つの内容

私が『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』を読んで、特に刺さった内容は、以下の3つです。

<『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』で刺さった3つの内容>

・三者間市場(ブログ・アフィリエイト)のメカニズム

・有料だと売れなくなる理由

・無料だと売れる理由

 

それぞれについて、説明していきます。

 

スポンサーリンク



三者間市場(ブログ・アフィリエイト)のメカニズム

 

経済学者はそのようなモデルを「市場の二面性」と呼ぶ。

なぜなら、お互いに支え合う二組のユーザー集団がいるからだ。

広告主は広告を消費者に届けるためにメディアにお金を払い、消費者はその代わりに広告主を支援する。

結局のところ、そのマーケティング費用は、商品の代金に上乗せされた形で消費者が支払うことになる

 

『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』 P37〜38より

 

上の三者間市場のメカニズムは、ブログ・アフィリエイトなどのネットビジネスに当てはまるモデルです。

 

私を含めブロガーは、コンテンツ(記事)に広告を貼ることで、GoogleやAmazonなどの広告主からお金を頂いています。

 

コンテンツ(記事)は無料で公開されており、誰でも閲覧することができます。

 

そして、広告主はお客さまから商品を買っていただき、収益を上げます。

 

ここでお客さまは、商品代金に広告料を上乗せした金額を支払っています。

 

このようにして、お客さまが支払った代金を、広告主とブロガーとで山分けしています。。

 

始まりは、無料公開されたコンテンツ(記事)です。

 

無料のコンテンツ(記事)が、お金に化けているのです。

 

ブログを例にとって、三者間市場のメカニズムを説明しました。

 

このほかにも三者間市場のメカニズムは、世の中に溢れているのでしょうね。

 

タダだけどお金は動いています。

有料だと売れなくなる理由

その答えは、値段がつくことで私たちは選択を迫られるからだ。

それだけで行動をやめさせる力を持つ。

値段がついているものに出会うたびに、あたかも私たちの脳の中に合図の旗があるようだ。

その旗はこう言っている。

「それだけの値打ちがあるものか?」。

いくらであろうとお金を請求されることで、私たちは財布の口を開けるほど本当にそれがほしいのかと自分に確認しなければなくなる。

一方タダならば、その旗があがることはなく、ずっと簡単に決断できるのだ。

(中略)

人間は生来、怠け者なので、できるだけ物事を考えたくない。

だから、私たちは考えずにすむものを選びやすいのだ。

 

『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』 P81より

 

有料になると売れなくなる理由です。

 

私はよく、新聞のサイトでニュースを読むのですが、無料公開されている記事しか読みません。

 

日経などでは、濃い内容の記事は、閲覧するのにお金がかかります。

 

こういう記事は読みません。

 

理由は、お金を払いたくないからです。

加えて、お金を払うほどの価値があるかを考えたくないからです。

 

『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』の上の引用文のとおりの心理状態なのです。

 

だから、コンテンツ(記事)を安易に有料にするのは、止めた方がよいと思います。

 

スポンサーリンク



無料だと売れる理由

なぜそれほどにフリーは魅力的なのだろうか。

アリエリーは次のように説明している。

 

たいていの商取引にはよい面と悪い面があるが、何が無料!になると、わたしたちは悪い面を忘れ去り、無料!であることに感動して、提供されているものを実際よりずっと価値あるものと思ってしまう。

なぜだろう。

それは、人間が失うことを本質的に恐れるからではないかと思う。

無料!のほんとうの魅力は、恐れと結びついている。

無料!のものを選べば、目に見えて何かを失うという心配はない(なにしろ無料なのだ)。

ところが、無料でないものを選ぶと、まずい選択をしたかもしれないという危険性がどうしても残る。

だから、どちらにするかと言われれば、無料のほうを選ぶ。

 

『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』 P87より

 

最後に、無料であることのメリットを紹介しました。

 

多くの人にコンテンツ(記事)を読んでもらいたいのなら、無料にするべきです。

 

濃い内容の記事であっても、どんどん無料公開していくべきです。

 

そして、読者が求める商品のアフィリリンクをそっと添える。

 

私は、こう控えめに営利活動をやっているつもりです。

 

売りを露骨にやると、読者は離れていきますから。

 

著書『シンプルに考える』にも、儲けを優先し始めると、ユーザーは離れていくと書かれています。

 

儲けは二の次。まずはユーザーに役立つ記事を提供していくこと。

 

こうすることで、結果として儲けに繋がっていくのではないでしょうか。

 

私もお金が欲しいのでブログをやっていますが、露骨な儲けに走らないよう気をつけたいです。

 

以上、『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』(クリス・アンダーソン 著)(NHK出版)の書評です。

 

『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』は、Amazonにて、中古本が安く買えます。

 

電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

以下、『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』のAmazonの販売ページです。