『人生を面白くする 本物の教養』(出口治明 著)(幻冬舎新書)の書評です。

 

『人生を面白くする 本物の教養』の目次

まず、『人生を面白くする 本物の教養』の内容をざっくり知って頂くために、目次を紹介します。

<『人生を面白くする 本物の教養』の目次>

第1章 教養とは何か?
「自分の頭で考えられる」ことが教養
意見が決められないのは「考え不足」が原因 ほか

第2章 日本のリーダー層は勉強が足りない
「この人は面白そうだ」と思ってもらえるか
世界標準では日本の企業幹部は圧倒的に低学歴 ほか

第3章 出口流・知的生産の方法
「いまさらもう遅い」はサボるための言い訳
「数字・ファクト・ロジック」で考える ほか

第4章 本を読む
速読は百害あって一利なし
古典は無条件で優れている ほか

第5章 人に会う
相手を人脈としか考えない人は、自分もそう見られている
人間が将来に備える唯一の方法は歴史に学ぶこと ほか

第6章 旅に出る
旅こそ最高の遊びにして、教養の源
「マーケット」「若者と女性」を見るのが楽しい街歩き ほか

第7章 教養としての時事問題――国内編――
「選挙・民主主義」「お金」「税と社会保障」の知識は不可欠
「公的年金は破綻する」という嘘に騙されてはいけない ほか

第8章 教養としての時事問題――世界のなかの日本編――
「幹」と「枝葉」をごっちゃにしているTPPをめぐる議論
「わが国固有の領土」という概念は必ずしも万国共通でない ほか

第9章 英語はあなたの人生を変える
「仕事で使わないから英語は不要」という考えは井のなかの蛙
グローバル人材の最低ラインは「TOEFL100点」 ほか

第10章 自分の頭で考える生き方
仕事とはあえて言えば「どうでもいいもの」
「てにをは」を正しく書けない人は筋の通った思考ができない ほか

 

『人生を面白くする 本物の教養』は、Amazon評価数・レビュー数が100近くある、注目されている本です。

 

口コミサイトであるhontoでも、『人生を面白くする 本物の教養』のレビューが多数寄せられています。

 

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『人生を面白くする 本物の教養』で刺さった3つの内容

私が『人生を面白くする 本物の教養』を読んで、特に刺さった内容は、以下の3つです。

<『人生を面白くする 本物の教養』で刺さった3つの内容>

・「自分の頭で考える」とは何か?

・偽物を見抜く力も教養の一つ

・商売で儲ける方法は「情報の非対称性」と「独占状態」

 

それぞれについて、説明していきます。

「自分の頭で考える」とは何か?

世の中のたいていの物事には、じつはすっきりした「答え」がありません。

それが人生というものです。

すっきりしているのは、多くの情報が削ぎ落とされ、形が整えられているからです。

しかし多くの場合、削ぎ落とされた部分がキモだったり、形を整える際に(道理ではなく)無理が入り込んでしまっていたりします。

すっきりしない情報をあちらこちらから収集し、自分の頭の中で検証し、本当に納得することが、「自分の頭で考える」ということです。

(中略)

「何となく腑に落ちないな」という感覚が少しでもあれば、安易な妥協はせずに探究を続けることが大切です。

別の見方を考えてみる、さらに情報を探してみるなど、いまでは情報を探る方法はたくさんあります。

探究を続けるうちに、あるところで、本当に「腑に落ちる」という感覚が得られるはずです。

それが納得できたということです。

 

『人生を面白くする 本物の教養』 P26より

 

物事の本質を自分の頭で考えることがどういうことなのかを、上の引用文は伝えています。

 

腑に落ちないことって、生きているとたくさん出てくると思います。

 

このとき、そういうものだと流さず、何故なのだろうと自分の頭で考えましょう。

 

腑に落ちないところに、思わぬヒントが隠されているものです。

 

私も副業で商売をやって成功し、人並みの貯金を手に入れましたが、

稼げた要因の一つが、腑に落ちないことに対して、自分なりの考えを持てたからだと思っています。

 

あなたが腑に落ちないと思っていることは、他の人も腑に落ちないと思っているものです。

 

腑に落ちないことへ自分なりに考え、自分なりの結論を下せた人が、人より一歩前に出られるのでしょう。

 

まあこの辺は、読書をしていれば自然と鍛えられますので、まずは本を読みましょう。

 

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偽物を見抜く力も教養の一つ

物事の本質は、たいていシンプルなロジックでとらえることができます。

なぜなら、人間は本来シンプルな生き物だからです。

逆に言えば、シンプルなロジックで理解できないものは、本質を捉えていない可能性があります。

複雑で細かな話は、精緻な議論をしているように見えても、意識が枝葉の部分にとどまり、テーマの全体像(幹)が見えていない場合がほとんどです。

難しいことをよく知っていて賢そうに見えるけれども、話を聞いていると何が何だかわけが分からなくなる人は、たいていがこのケースです。

じつは話している当人も分かっていない、あるいは、わざと難しい話をして聞いている人を煙に巻こうとしている場合もあります。

国語だけで語る人も怪しいと思います。

私たちはそういう人を見抜かなくてはなりません。

偽物を見抜く力も教養の一つです。

 

『人生を面白くする 本物の教養』 P69〜70より

 

物事の本質はシンプルである。

 

難しいことでも、「それってこうでしょ」と、一言で言えることが多いのです。

 

一言でシンプルにまとめて言えることが、物事の本質が分かっている状態だと言えます。

 

上の引用文に書かれているとおり、ダラダラと小難しいことを言い続ける人間は、実はその内容を分かっていないのです。

 

中身のない話を延々と続ける人間は、タイムスティーラー(時間泥棒)です。

 

こういう人間と関わり続けると、読書など自己投資への時間が減りますから。

 

物事はシンプルに考え、なるべく完結に述べるよう、私も努力していきたいです。

商売で儲ける方法は「情報の非対称性」と「独占状態」

商売で一番儲ける方法をご存じでしょうか。

大きな情報格差があってまるで疑うことを知らない無垢な人を相手にする場合、あるいは供給元がほかになくて独占状態の場合に、商売は一番儲かるのです。

これは太古の昔から世界共通の事実です。

(中略)

蘭学書に書かれていたことは日本の学問の水準よりずっと進んでいたので、読んで賢くなりたいというニーズが旺盛でした。

すると、そのことを知ったネーデルランドの人たちは「ほかにもいい本があるよ」と、原価数万円ぐらいの本を、数百万円とか数千万円とふっかけて日本人に売りさばいたのです。

鎖国で書物の相場も分からず(=情報の非対称)、ほかに入手の方法がなかったこともあって(=独占状態)、日本人は大損をしてしまいました。

家を売って蘭学書を買った学者もいたのです。

 

『人生を面白くする 本物の教養』 P75より

 

商売をする上で、非常に役立つ情報だと感じたので、紹介させて頂きました。

 

私が副業で商売をやって成功できたのも、この「情報の非対称性」をうまく活用したからです。

 

相場を知らない経営者から商品を安く仕入れして、それを他に流して利ざやを得たのです。

 

なんだか人を騙すようなことをしているかもしれませんが、そこはビジネスですから。

 

相場を知らないのは、その経営者が勉強不足だからです。

 

不勉強であるがゆえ、商品が売れず、本来ならあり得ないような価格で商品を手放すことになったのです。

 

といっても私は、経営者にとっては破格の値段で商品を仕入れしました。

 

そのため、多くの経営者から感謝のお言葉を頂きました。

 

こうやって、Win-Winの関係を持てたことで、商売が上手くいったのだとおもいます。

 

「情報の非対称性」をうまく活用することが、成功の秘訣である。

 

これは、ぜひ覚えておいて頂きたいです。

 

以上、『人生を面白くする 本物の教養』(出口治明 著)(幻冬舎新書)の書評でした。

 

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